水曜日に納品が3件重なりました。今は月曜だから水曜までまだ3日あります。
うさぎとカメなら私はうさぎタイプ。「まだ時間があるから大丈夫。」というのは、現役時代には許される(かもしれません)が、それはたくさんの案件を抱えて忙しいからであって、今の私にはそんな言い訳は通用しません。
先週からベニヤや棒を切って、パネル作りを始めました。
撮影+レタッチ+プリント+データ+パネル仕上げで10,000円はとてもお値打ちなのではありますが、十分な品質が出せなければ意味がありませんよね。
昨日の夜までに2枚完成しました。
常用している用紙はエプソンのクリスピアです。発色が美しくて耐久性が高いので使っているのですが、折り曲げることができません。なのでパネル仕上げには向いていないのですが、「なんとかしてクリスピアをキレにパネルにしたい。」と、試行錯誤を繰り返しました。
関連動画もたくさん見ましたが、これだ!という動画を探すことができず、今では私独自の加工法で仕上げています。
今日は朝から3枚目を作成しています。
とにかく、作業中にプリント面を汚さないことが重要です。十分に気を配りながら、ウレタンマットの上に作品をおいて、おもしを載せて一晩待ちます。
道具はホームセンターでほとんど揃います。水張りテープやビニールシートはAmazonです。
いろんな道具を試してみてたどり着いたのがこの組み合わせです。
ありふれた道具ですが、とても使いやすいです。
翌朝、糊がしっかりと乾いていることを確認して、水張りテープを使って仕上げます。
できました。
パネルの楽しさのひとつは、大きさや縦と横の比率が自由なことですね。私はA3ノビの端を1センチづつ折り返してパネルにするので、それにぴったりの木製パネルは規格品では手に入りませんので、作ってます。
写真クラブ(ノザクラ)のメンバーはスマホで撮影する人が多くて、16:9とか21:9の写真を額装するのに苦労している人もいて、私がパネルを作らせてもらうこともあります。
8月の写真展にはこんな作品を出す予定です。こんな写真を展示できるのは木製パネルならではですね。